ZOOMやりたくてウェブカメラを選びたいけど、何を選べば良いんだろう。ロジクールは定番でよくオススメされているけど、人と被りたくもないし価格も少し抑えたい。そんな悩みはありませんか?このページではロジクールの製品とRAVOLTA製のウェブカメラのふたつを紹介していますので、ロジクール以外の選択肢が気になる方は見ないと損しますよ。
高画質でお手頃のウェブカメラとは
ZOOMなどのウェブ会議は2000年台と比べると当たり前の時代になってきました。ウェブ会議は音声だけではなく、映像も同時に送ることが出来ることも魅力のひとつとなっています。相手の顔を見ながら会議をすることが出来るので、フェイストゥフェイスの会議と同じように相手の反応を見ながら進行させることもできます。
当然ですが、映像を送るためにはカメラが必要となります。あなたも1度はスマートフォンやデジタルカメラなどで写真を撮ったことがあるのではないでしょうか?そのとき、あなたはうまく写真を撮ることが出来ましたか?
写真を上手に撮るためにはテクニックも必要なのですが、カメラの性能にも大きく左右されます。これと同じことがウェブカメラにも当てはまります。
ウェブカメラを主に会議などで使用する場合、被写体となるのはあなたの顔になります。もし、その顔が暗かったり、ぼけていたりした場合に会議の相手はどのように思うでしょうか?会議の相手が身内であれば良いのですが、もし、重要な取引先であった場合の相手が持つ印象は変わるかもしれません。
カメラひとつで相手に与える印象が変わるとするなら、ちゃんとした良い物を選びたいですよね。そこで今回紹介するのがRAVOLTA製のウェブカメラ ZOOM C1000とロジクール製C920nというウェブカメラになります。
どちらもウェブ会議をするための画質などは十分でありますが、細かいところでは特徴がありますのでその特徴について紹介していきます。
ウェブカメラでおすすめのふたつの商品
まず、RAVOLTA製 ZOOM C1000とロジクール製C920nを選ぶ理由としてはウェブ会議での利用に十分な性能を持ち、価格が抑えられていることが挙げられます。これらについて細かく見ていきましょう。
なぜZOOM C1000とC920nがオススメなのか
映像を配信するウェブ会議を行う上で欠かせないのが映像の品質の高さです。ただし、これは高ければ高い方が良いというわけではありません。例えば、現在ウェブカメラには4Kの映像を配信できるものもあります。4Kの映像を送る場合、フルHDの映像を送る場合に比べて最低4倍のデータ通信量が必要になります。もし、相手の受信環境やあなたの送信環境が多量のデータ送受信に適していない場合、回線がパンクしてしまい会議が出来る状態ではなくなります。
そこで、画素数としてここではフルHDをオススメしています。フルHDは4Kほどの画素数はないものの、テレビ放送などで採用されている映像と同じ画素数であるため人の顔を写すという点においては十分な品質となっています。データ量も少ないため回線のパンクも心配ありません。もし、会議の相手がスマートフォンなどで参加する場合も問題になることは無いでしょう。
近年ではZOOMを使った会議も頻繁に行われるようになりました。会議で情報を伝えるだけであれば音声だけで問題無いのですが、前にも述べているとおり、相手の顔を見ながらしゃべることで相手の感触も分かりますし、何より機械的な印象から人間的な印象に変わります。このため、会議をするために必要十分な映像を配信することに適したこのウェブカメラがオススメとする理由です。
もちろん、会議をするために購入するのであれば経費を削減するためにも価格を押えておきたいところですよね。このふたつの製品は高品質でありながらコストパフォーマンスにも優れている特徴があります。
ここまで、RAVOLTA製 ZOOM C1000とロジクール製C920nの共通する特徴を述べてきましたが、ここからはそれぞれの製品の特徴を見ていきましょう。
RAVOLTA製をオススメする3つの理由
RAVOLTA製のZOOM C1000はコストパフォーマンスが良いのは分かっているが、さらに高いコストパフォーマンスが欲しいという人向けです。では、RAVOLTA製のZOOM C1000の特徴を見てみましょう
価格を抑えたい
いくら高画質で通信できるとしても価格はある程度抑えておきたいですね。RAVOLTA製 ZOOM C1000は6,800円(*)であり、ロジクール製C920nは10,400円(*)であり、ロジクール製C920nに対して約70%の出費に抑えることが出来ます。ウェブ会議での品質も大きく変わらないためロジクール製C920よりもコストパフォーマンスが良いでしょう。
室内の暗さでもはっきりと見える顔が売り
アイドルなどの写真撮影のときにライトをたくさん使って明るく撮影している風景を見たことがありませんか?屋内でも屋外でも顔を明るく見せるための光の量を増やさなければ顔写りが良くないという理由でライトを多く使用しています。ウェブ会議で顔を写すと言ってもライトを多く配置して撮影することはありませんよね?
そこで、ウェブカメラに工夫がされています。ZOOM C1000では明るいレンズを採用し、1/2.7 inchの大きめのCMOSセンサーにより被写体を明るく撮影することが出来ます。これによって顔が明るく見えるので、少々薄暗い室内であっても相手に心配されるような暗い顔になりません。
本当に必要な画質(画素数)
RAVOLTA製のZOOM C1000はフルHDの画質です。前述しておりますが、通信回線の容量などを考えるとフルHDで会議に十分な画質が得られます。それに加えて、このウェブカメラは広角仕様ではありません。これの意味するところは、被写体以外の空間を広く見せないことにあります。この製品はZOOMなどのウェブ会議に特化したカメラであり、被写体以外の情報を可能な限り排除することで、会議に余計なノイズを遮断する目的があります。カフェなどでも配慮をしなくて良いため場所を選ばないという利点がありますね。
ヘッドセット不要!マイクでクリアな音声を届ける
このウェブカメラも標準でマイクを搭載しています。このZOOM C1000の特徴はウェブカメラのマイクでクリアな音質を届けられる点が優れています。C920nをはじめとしたウェブカメラ標準のマイクではモノラル・ステレオ問わずマイクのクリアさが足りず、ヘッドセットをされる方もいらっしゃいます。しかし、ZOOM C1000では不要でした!という声もあるくらいマイクのクリアさがあります。
USBだけで接続可能な簡単設計
ウェブカメラを選ぶ上で最も重要かもしれない要素が、USBだけで接続可能であることです。機器をUSBで接続し、数多の設定を経て使うことが出来るツールはマニア以外には受け入れられません。そこで、RAVOLTA製のZOOM C1000はUSBに接続するだけで使用できるように設計されています。
ここまではRAVOLTA製のZOOM C1000について見てきましたが、対するロジクール製品についても見ていきましょう。
ロジクールが人気の理由
ロジクール社の製品は今や定番とされています。執筆時点でのAmazon人気ウェブカメラランキングではTOP10の内4製品がロジクール社の製品でした。根強い人気で定番商品となっているようです。その人気の理由について少し見ていきましょう。
フルHDのミドルレンジからハイエンドまでラインナップ
ロジクール社製のウェブカメラは様々な価格帯の製品が提供されています。フルHDでは10,000円を切る製品から50,000円近い製品まで様々なレンジでラインナップがあります。フルHDのウェブカメラを探す際にはフルHDに加えて、どのような機能が必要かと言うことを検討することで、価格帯の調整が可能ということが大きなメリットです。
視野角が広いので2人での撮影も可能
ロジクール製 C920nは広い視野角での撮影が可能となります。よって、パソコンのディスプレイ上に設置している場合でも机の前で2人横並びしても画面から切れることなく撮影することが出来ます。簡単なコントとなら出来そうです。ウェブ会議で使用する際に広く映る可能性もあるので背景の調整が必要かもしれません。
ロジクールはC920シリーズはステレオマイク搭載
ロジクール製 C920nをはじめ、するC920シリーズはステレオマイクを搭載しています。もし、2人で撮影することになった場合、臨場感の溢れる音声を取得できますが、音質は専用のマイクなどに比べると見劣りするというのが現状です。もし、しっかりとした音声を伝えたい場合はマイクを別途用意した方が良さそうです。
まとめ
RAVOLTA製のZOOM C1000とロジクール製のC920nの共通の特徴と異なる部分について述べました。どちらも良い製品で、フルHDと画質が良いという特徴があります。C920nはマイクについてあまり期待できませんのでヘッドセットを別途用意した方が良さそうです。それに対して、ZOOM C1000はウェブカメラのマイクで十分にクリアな音声を届けられます。ZOOM C1000の一番の特徴は顔が明るく撮影できることです。これで暗い、陰湿そうだ、といったネガティブなイメージを相手に伝えることも無いでしょう。C920nは定番のロジクール製ということで人気がありますが、広い視野角が人気のひとつといえます。もし、両者で悩む場合は、最終的にどこの機能が欲しいのかを決めると選ぶことが出来ますのでオススメです。
*: 価格は2020/07/05執筆時点での情報となります。最新価格については製品販売サイトをご確認いただければ幸いです。